
島根県松江市は、文学と歴史が息づく町です。明治時代、この地に暮らしたギリシャ出身の作家・小泉八雲 (ラフカディオ・ハーン) は、異国の地で日本文化に深く魅了され、松江での暮らしが『怪談』をはじめとした彼の作品に大きな影響を与えました。
さらに、2025 年秋から放送予定の連続テレビ小説では、八雲の妻・セツがモデルとなります。最近では八雲の好物や彼の作品にちなんだスイーツやお土産が登場し、訪れる人々の新たな楽しみとなっています。このページでは、八雲にちなんだグルメを小泉八雲記念館から近い順にご紹介します。
八雲ゆかりのスポットとともに旅の合間にふらっと立ち寄りたくなる、ちょっと特別な味を探してみませんか ?
※詳細は各店舗にお問い合わせください。
【 Amató(あまとう) 】ヘルンソーダ

小泉八雲記念館の隣にあるスイーツカフェ「Amató 」では、オレンジの爽やかな味わいを楽しめる炭酸ドリンクが登場しました。八雲が好んで夏みかんのソーダ割りを飲んでいたというエピソードにちなんで、オレンジ果実を使ったシロップで仕上げたこのドリンクは、すっきりとした味わいが特徴です。暑い日にもぴったりな一杯で、八雲の足跡を辿りながら、松江の夏を感じてみてはいかがでしょうか。
【サンラポーむらくも】 小泉八雲 縁 (ゆかり) の料理
ギリシャ、アイルランド、アメリカ、日本 … 。国宝松江城そばにあるホテルで、小泉八雲が歩んだ様々な国をテーマに季節ごとに提供されるオリジナルコース料理。現在第 5 弾まで発表されており、毎回創意工夫が凝らされている本格的なメニューです。島根県産の優れた食材「美味しまね認証品」を積極的に使用したり、八雲とセツをイメージしたオリジナルドリンクなど、地元の高校生と一緒に開発したメニューもあります。八雲とセツを思い浮かべながらお楽しみください。(要事前予約)
【巨人のシチューハウス】チキンとソーセージのガンボ

「巨人のシチューハウス」は、アイルランド文化を日本に伝える窓口として、アイルランド出身のオーナーが小泉八雲ゆかりの地・松江に開いた土日祝限定でオープンしているシチュー専門店。
ガンボは八雲の故郷ニューオリンズの伝統的なシチューのことで、香ばしいダークルウと何種類ものスパイスを使った味はくせになる風味です。
八雲の書いた唯一の料理本の中にガンボのレシピがたくさん載っていることから好んで食べていたことが伺えます。
【風流堂寺町本店内 五風庵】かっぱふぇ
老舗の和菓子屋、風流堂寺町本店内「五風庵」で、今年も怪談ゆかりのかっぱをモチーフにした和風パフェ「かっぱふぇ」が登場しました。抹茶アイスの香り高い風味、上品な甘みのあんこ、つるりとした寒天、もちもちとした求肥など、和の素材が調和し、心安らぐ味わいをお楽しみいただけます。
アイスは、ラムネ MILK 堂さんの手作りで、なめらかな口当たりと、優しい甘さが特徴です。
「かっぱふぇ」は、10 月末までの期間限定で提供されています。旅の途中で、ぜひお立ち寄りください。
【 and(アンド) 】とろとろ卵のオムレツと、おつまみみ


松江市灘町にある「and 」は、築 50 年以上の空き家を改装した温かみのあるカフェ。
『怪談』の著書で有名な八雲ですが、実は料理好きで、1 冊だけ料理本も出版しています。
and では、その本のレシピの中の「とてもおいしいオムレツ」を再現したメニューが提供されています。合わせるトマトソースも、同じく八雲のレシピの「トマトソース (こくがあっておいしい)」をアレンジして使用。
松江市の永江製粉の松江産そば粉とだんご粉を使った「おつまみみ」は、ほんのりとした塩味とそば粉の風味がお酒にぴったりなのだそうです。
どちらも朝 7:00〜10:00 限定で食べられます。
【パン処 山奥】怪談パン

40 種類以上の自家製パンを揃える松江市内のパン屋さんが作る、毎日食べたい怪談パン。くすっと笑えるネーミングで、八雲が大好きだった卵がたっぷり詰まった「ラフカディオパーン」。牛乳好きな八雲をミルクパンで、松江出身のセツを抹茶パンで表現し、ねじって焼くことで二人の絆や運命と文化の交わりを表現した「八雲とセツの絆パン」。見た目も可愛い「かっぱん」、卵たっぷりの生地にイチジクジャムを練り込んだ「むじなパン」の 4 種類が、数量限定で販売されています。
小泉八雲とセツが愛した島根ゆかりの地を巡る (しまね観光ナビ)
怪談のふるさと 松江
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<編集後記>
テレビ放送をきっかけに松江が盛り上がり、地元の方も旅行客も “ 八雲ぐるめ “ を楽しめたらと思っています。
これから始まるドラマも楽しみですね。八雲に想いを馳せて、松江の魅力を再発見してみてください。
(掲載日 :2025.6.27)