松江めぐり

怪談と松江

古来日本には、幽霊、妖怪など超自然的存在や現象に関する民話が多く語り継がれてきました。その中でも「怪談」は怖さや怪しさを感じさせる物語で、代表的な作品には『四谷怪談』、『皿屋敷』などがあります。
松江には「月照寺の大亀」や「小豆とぎ橋」などの怪談が語り継がれ、それにまつわる史跡や寺などが多数残っています。これも親から子へ、子から孫へと自然や異界への畏怖の念や、先人への敬意を伝えてきたからでしょう。
怪談「耳なし芳一」や「雪女」の著者でもあるラフカディオ・ハーンこと小泉八雲は、松江在住の際に結ばれた妻のセツに、松江に伝わる怪談を毎晩語らせました。八雲は日本の怪談に強く惹かれ、おどろおどろしい話の中にも美しい日本の文化があり、さらに人間にとって、かけがえのないメッセージが込められていると感じ、のちに 40 編もの怪談を残しています。
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