松江めぐり

玉造温泉

玉湯町周辺は、出雲 国造 こくそう が新任に際して朝廷に参上する時、潔斎 けっさい に用いる清浄な玉を作る地です。ここの川のほとりに温泉が湧いています。温泉のある場所は、海でもあり陸でもある、その境目です。それで男も女も老人も子供も、あるいは道路を行き交い、あるいは海中を浜辺に沿っていき、毎日集まり市がたったようなにぎわいで、入り乱れて うたげ を楽しんでいます。
一度温泉を びれば、たちまち姿も うるわ しくなり、再び浴びればどんな病気もすべて治ります。昔から今にいたるまで、効き目がないことはありません。だから土地の人は神の湯と言っています。

執筆 :NPO 法人 松江ツーリズム研究会 副理事長 安部 登

 
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