松江めぐり

四季の花めぐり


花の彩りや香りから四季が感じられ、見る人の心も和ませてくれます。
その時期しか見ることができない開花は景色と重なることで、美しい風情を醸し出します。
華やかな、あるいはしっとりとした花景色は、訪れた人を魅了することでしょう。

年間約 80 万本が出荷される大根島は日本一の牡丹の産地
大根島で牡丹の栽培が始まったのは、三百年前の江戸時代からです。改良種も移植され、島には三百五十種以上が咲いています。約三十万本が輸出され、由志園では四季を通して楽しめます。
城下町から海辺、温泉地まで松江ならではの「桜」の風景をお楽しみください。
戦国時代の風格を今に伝える松江城。松江城山公園には、ソメイヨシノを中心に、約二百本の桜が咲きます。夜桜を照らすボンボリは約六十基あり、夜桜見物の名所となっています。
日本の美を代表する花「椿」は松江の市花
松江城山公園には、赤以外にピンクや白など様々なヤブツバキがあります。松江松平藩七代藩主不昧公など椿の好きな殿様が、参勤交代時に江戸や京都から苗を持ち帰り、椿谷に植えたことから多様な品種が生まれたと言われています。
冬の到来を告げる、松江の風物詩
春と晩秋から冬にかけて花をつける二季咲きの小ぶりな寒牡丹。霜よけの薦 (こも) をかぶり可憐に咲く姿は愛しく、凛とした美しさを秘めています。

季節の花に心躍る

松江市の花である「ツバキ」や「ボタン」をはじめ、サクラやショウブなど四季折々の花々が名所で楽しめます。

由志園
池や滝などを配した趣のある回遊式日本庭園。四季折々の花々が山水画の世界に彩りを加え、艶やかな牡丹の花は一年中鑑賞できます。日本の心ともいえる侘び寂びの世界が広がっています。

松江フォーゲルパーク
宍道湖岸の丘陵地に建つ " 花と鳥の楽園 " 。ベゴニアやフクシアなど可憐な花が一面に咲き誇る花の園。また回廊で結ばれた温室ではたくさんの鳥たちと触れ合えます。フクロウの飛行ショーなど楽しいイベントもいっぱい。

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