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国宝指定のきっかけ~祈祷札 国宝附(つけたり)指定の発見

 

祈祷札 2枚

祈祷札2枚の写真

平成24年5月に発見された2枚の祈祷札からは、「慶長拾六年正月吉祥日」などの文字が確認され、慶長16年(1611)とされていた松江城の築城時期が、慶長16年正月以前であることが確実となった。2枚の祈祷札は、地階の2本の通し柱に打ち付けられていたことが、調査の結果明らかとなった。松江城天守は、築城当時の史料によって完成時期を確認できる数少ない現存天守のひとつである。
(松江歴史館に収蔵)

鎮物 3点

包板(つつみいた)の写真

昭和の解体修理工事(昭和25~30年)の際に天守地階の南西隅(裏鬼門)の大根太受け礎石の下から発見された鎮物一式である。
築城に際しての地祭りの鎮物で、発見された祈祷関係の資料の中で最も初期のものであり、他の2件とともに、築城に際し三態、三様の祈祷が行なわれていたことを示す貴重な資料である。
(松江歴史館に収蔵)

地階と祈祷札の打ち付け場所

地階と祈祷札の打ち付け場所

模擬札を使って打ち付け位置を再現した様子。(丸で囲われた部分)
地階は籠城用生活物資の貯蔵倉庫であり、穴蔵の間と呼ばれ、塩などが備蓄されていた。
中央には深さ約24mの井戸があり、常時飲料水が得られた。

鎮宅祈祷札 4枚

鎮宅祈祷札4枚の写真

昭和の解体修理工事(昭和25~30年)で天守内の柱や梁から発見された4枚の鎮宅祈祷札で、梵字の願文が記されている。打ち付けられていた方位等とあわせ、真言密教の鎮宅の修法を極めて厳密に行なったことを示すもので、他の2件とともに、築城に際し三態、三様の祈祷が行なわれたことを示す貴重な資料である。(松江歴史館に収蔵)