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黄泉比良坂
(よもつひらさか)

黄泉の国の入口
黄泉 (よみ) の国 (あの世) と現世の境界とされ、古代出雲神話の中で、イザナギ (伊邪那岐) 命が、先立たれた最愛の妻イザナミ (伊邪那美) 命を慕って黄泉の国を訪ねて行かれるその入口が、黄泉比良坂 (よもつひらさか) であると伝えられています。古事記ではこの地を出雲国の伊賦夜坂 (いふやざか) であるとしており、揖屋町 (いやまち) 平賀 (ひらか) 地内に昭和 15 年に建てられた石碑には「神蹟黄泉比良坂伊賦夜伝説地」と刻まれています。

黄泉比良坂碑

東出雲町の中心地にある揖屋町は、古事記上巻に記録を残す黄泉比良坂のある伊賦夜の里です。
古事記によれば揖屋町平賀地内の国道 9 号線から約 300m 南方にある小丘が黄泉比良坂であると伝えられています。
この付近には以前に意東へ越える古道がありその道を夜見路越 (よみじごえ) と呼んだり、近くの谷を夜見路谷 (よみじがたに) と言ったりしていました。夜見路とは黄泉路 (よみじ)(死の国への道) のことです。
石碑は当時の町長であった佐藤造機株式会社 (現三菱農機株式会社) 初代社長佐藤忠次郎氏が皇紀 2600 年記念事業として建てたものです。

所在地 松江市東出雲町揖屋 2376-3
駐車場 5 台
交通アクセス JR 揖屋駅より車で 5 分 (徒歩 20 分)


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