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亀尾神能 (かめおしんのう)

起源ははっきりしないが、松江市西持田町持田神社に伝わり、江戸中期には舞われていた神楽である。
国指定文化財「佐陀神能」と同形式であるが、独自の色合いを持つといわれている。
神職井上氏と地域の有志によって伝えられている。

■神能
佐陀神社社家宮川氏が能楽の手法を神楽に採り入れ集大成した。
シテ・ワキ等の役名、大鼓・小鼓の使用、地謡、一声次第等他所の神楽とは趣を異にする。特に「八重垣 (オロチ退治)」の面や衣装は能楽的である。

■構成
「七座神事」: 素面 (面を使わず)、祭式衣装で採物に幣・鈴・榊・茣蓙等を使って舞う。祭式次第を象徴する。
「能神事」: 面、舞衣、大口袴、毛頭 (しゃぐま) を使う神話演劇の神楽。演目としては、翁式三番、大社、恵比寿、八幡、日本武、国譲、岩戸、切目、三韓、八重垣、山神祭がある。
とき 4 月第 4 土曜日 持田神社 年中 (秋祭の頃、各神社の祭)
ところ 松江市西持田町 895-1 持田神社
社務所 TEL.0852-23-1581
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