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左吉兆とんど (さぎちょうとんど)

 
■左吉兆 (左義長)
正月には各家庭で歳徳神 (としとこさん) を迎えて、一年の豊作にあわせて幸福を祈願する。一方地域では、共同体としての歳徳神を当番宿に祭り、正月の間、鼕 (どう) を叩き、正月の終わりには、歳徳神の神輿を担いで各地域を練り歩き、歌い、踊り仮装まで登場する賑わいの後、「とんど焼き」で締めくくる。
この一連の正月行事を「左吉兆」という。

■「とんど焼き」
神木 (しんぽこ) となる竹に短冊、つづみ、鯛づくり、大扇面の飾りを付けて立て、根元にしめ飾り吉書その他を山盛りにして焼く。
神木は海岸に間隔をおき神輿の前に東西 2 本立てる。
当日は夜明け前から鼕を叩き、神の降下を祈り、とんどを組内に知らせる。
夜明けとともに、2 本同時に点火し、燃え尽きる前にその年の恵方に倒す。
神本が倒れると、神輿を担いだ若者が神木の周りを回った後、地区内を練り歩く。新築、新婚の家や漁船は、神輿を迎えて縁起をかつぐ。
とき 6 月、8 月 歳徳神の額を担いで氏神に参拝
1 月 3 日 神木伐採搬入  
1 月 7 日 飾り制作  
1 月第 2 日曜日 神木飾り、地区内練り歩き  
1 月第 2 月曜日 とんど焼き
ところ 松江市魚瀬町
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