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佐陀神能 (さだしんのう)


佐陀神能の世界へタイムスリップしてみませんか

 佐陀神能は、約400年も続いていると言われている“神事芸能”です。毎年9月24日、25日に行われる御座替祭(ござがえさい)という神事で奉納されており、神への祭礼の「七座」、祝言の「式三番」、神話劇の「神能」の3部からなっています。

 特に「神能」は佐太神社の神官が、京より能を習い覚えて帰りその方式を取り入れ、従来の神楽を格調高いものに創り上げたと伝えられています。 神能の演目は当社の縁起を語る「大社(おおやしろ)」をはじめ十二段からなります。笛や鼓の軽妙な音色に合わせて、あざやかな衣装を着て、舞手がゆったりと、時に大きく、切れの良い動きを見せ、観客は荘厳な神話の世界を堪能できます。

 現在では神職と松江市内の有志による佐陀神能保存会によって伝承しており、9月24日、25日の佐太神社の御座替祭に舞うほか、近隣神社の秋のお祭りなどで奉納しています。昭和51年国の重要無形民俗文化財に指定され、平成23年にユネスコの無形文化遺産登録されました。

 古くから日本人は想像力を駆使して、神話の世界を楽しんできました。

 神楽という演目を通し、神々の物語を重ね合わせ、神在月に神様が集まるという聖地で、身も心も清められていく神秘的なひとときをぜひご体感ください。


八百万の神が集う神在の社 佐太神社ってどんなところ!?

 佐太神社は出雲國三大社の一つとして「佐陀大社」と称えられた御社です。荘厳な出雲造りの御本殿三社(指定重要文化財)に主祭神の佐太大神をはじめ十二柱の神々をお祀りしています。主祭神 佐太大神は出雲国で、最も尊いとされる四大神の内の一柱で猿田彦大神と御同神です。佐太大神は「導きの神」として知られています。
 
 また、八百万の神々がお集まりになる神在祭は出雲の国数社で執り行われているものの中でも、文献上最も古く、かつ祭りの形態も古い形を受け伝えており、「神在の社」といわれ、全国各地から広く信仰を集めております。



「佐陀神能」を楽しむ前に訪れたい“幸せへと導かれるお参りへ”

 神在月(旧暦10月)には八百万の神々が、母神(イザナミノミコト)を偲んで集まるとも伝える由緒正しい佐太神社。その摂社である田中神社は、大変珍しい縁切り・縁結びの両参りが出来ることで知られています。(摂社とは、主祭神に縁の深い神を祀った神社のこと)
 佐太神社の主祭神は佐太大神ですが、北殿の御祭神がニニギノミコト。田中神社は二柱の御后コノハナサクヤヒメとイワナガヒメ。

縁結びと縁切りのご利益がある珍しい神社・田中神社


(※写真左手が西社、右手が東社社)
 田中神社は本社北殿の摂社で当社から東へ100メートル離れた飛地に二つのお社が背を向けて建っています。

 佐太神社の御本殿に向かっているのが西社で木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)を祀り、「縁結び・安産」、背を向けて建つ東社は磐長姫命(イワナガヒメノミコト)を祀り「縁切り・長寿」の信仰があります。これは本社北殿の御祭神瓊々杵尊(ニニギノミコト)との物語りに由来します。瓊々杵尊は姉の磐長姫命と妹の木花開耶姫命をめとりますが、姉は容姿が醜かったので親元へお返しになった。というもので、縁切りの御利益がある神社は全国的にも珍しいようです。男女の悪縁をはじめなかなか断ち切れない様々な悪縁を除くため、参拝、御祈念に訪れる方が多数あります。


 佐太神社の社務所で割符を手に入れ、田中神社で東社→西社の順で願掛けを行い、割符を割って納めましょう。

■「祈願割符」の納め方■
 ① 佐太神社で割符を承ったら、本殿→北殿→南殿→母儀人基社の順で参拝
 ② 田中神社へ移動
 ③ 田中神社東社→西社の順で参拝。田中神社の2つの社殿の間で願をかけ割符を2つに割る。
 ④ 割符の『絶』の方を納箱に納めましょう。
 ⑤ 続いて西社に廻り、割符の『結』の方を決められた札掛けに結びます。


お参りの後は…ここだけのめずらしい「すましぜんざい」を食べよう!

 
 ぜんざい発祥の地といわれる佐太神社。佐太神社近く「だんだん家」の「すましぜんざい」は他にはない逸品です。
 魚介のだしに小豆餡のもちと岩海苔が入った不思議なぜんざいはここでしか食べられません。


2022.10.2(日) 特別公演 第三回 神座 ー神々への舞ー 各地に傳わる 御神体出現の舞

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