イベント

左義長 しゃぎり (さぎちょうしゃぎり)

海岸部や中海周辺には、正月に歳徳 (としとこ) 神を祭る行事として「とんど焼き」や「宮練り (御輿を担いで地域内を囃し練り歩く)」風習が今なお継承されている。これを総称して「左義長」とも呼ぶ。

■概要と変遷
平安時代、宮中の小正月行事であった火祭り儀式が民間に伝わったものが「左義長」である。
本庄地区の「左義長しゃぎり」もその一つでありしゃぎり囃しに合わせて踊り練り歩く。その起源は江戸初期と推定される。
地域の歳徳神の神輿を化粧の若者が担ぎ、三味線、笛、太鼓、どう拍子で囃しながら踊りながら練る行事は本庄の正月として近在に知られていた。
明治 34 年に一時中止されたが、大正 8 年復活。戦後、若者不足のため昭和 31 年中断。昭和 41 年保存会が結成され、復活した。

■本庄の神輿
「さてもみごとや。本庄の宮 (歳徳神) は」とうたわれた高橋定蔵作の精巧華美な江戸時代の御輿が現存している。
とき 1 月 3 日 神木・神竹迎え (とんど設営)
4 日 神輿安置  
5 日 神輿遷座祭 (左義長とんど当日)、各戸清め、宮練り開始。
広場での宮練り、神事。
祇園囃子で各地帰宅。
6 日 とんど焼き
ところ 海岸部や中海周辺、本庄地区
このページの間違いを報告する