大日堂御頭行事 “おもっつぁん” (だいにちどうおんとうぎょうじ おもっつぁん)
大日堂御頭行事 “ おもっつぁん ”
〜松江市無形文化財指定〜
■伝承
土足で寺院の本堂に入るという、全国にも非常に珍しい行事。
通常、仏教において堂内は清浄なものとされるため、土足厳禁が基本である。
土足が許されるということは、仏教伝来以前から続く、先祖崇拝や山岳信仰、自然崇拝などの古い地域信仰のなごりであると考えられる。昭和 41 年以降一時中断していたが、復興の機運が高まり、昭和 53 年に復活した。
■御頭行事
平安初期から伝わったものと推定されるこの行事は、密教の修正会から発生したオコナイ、牛王串、宗門行事、お頭さん等と呼ばれる年頭行事の一種であるが、素朴剛毅な行事で、古式をよく残している。
オコナイとしては、西の限界であり、餅を供えるのは元 6 組あったが、現在 2 組になっている。
■みどころ
餅つき、餅上げも一見に値するが、圧巻は餅下ろしである。直径 80cm 、重さ 130 キロもある餅と、それを上半身裸で掛け声に合わせて担いで走る若者の熱気溢れる姿は、地域連帯の具象ともいえる。
また、近年には「子どもおもっつぁん」も登場し、一層の盛り上がりを見せている。
宍道湖を見下ろす大日寺からの眺望は、周囲の果樹園や山と調和し心の安らぎを覚える。
| とき |
餅おろし 1 週間前の日曜日 大餅つき 13 時〜16 時頃 2 月 6 日以後の最初の土曜日 大餅上げ 18 時〜19 時頃 2 月 6 日以後の最初の日曜日 大餅下ろし 12 時〜15 時頃 |
| ところ |
松江市秋鹿町 2950 高祖寺奥の院大日堂 高祖寺 TEL.0852-88-2114 |