イベント内容
あにめーしょんのげんりゅう・にしきかげえ「ひかりであそぶどうぐたち」
<企画展>アニメーションの源流・錦影絵「光で遊ぶ道具たち」
「錦影絵」は江戸時代後期から明治末にかけて人気を集め、松江にも関西方面に出掛けていた興行師が居ました。その仕掛けは、油の灯を光源にガラス板に描かれた彩色絵をレンズを通して和紙のスクリーンに映し出し、動きを加えながら語るものです。オランダから伝わった幻灯機が日本人の工夫と改良によって伝統文化と結びつき、大衆娯楽として定着し、カラーアニメーションの源流ともいわれています。
展示では、松江歴史館が所蔵する現存最古級・大型とされる当時の道具と彩色絵一式(市指定文化財、135点)を中心に、懐かしい幻灯機やフィルム映写機、万華鏡、ステレオカメラなど子どもの遊びも含めた光を使う道具たちを紹介します。
【関連】錦影絵と落語会
カラーアニメの元祖ともいわれる「錦影絵」の伝統の技を受け継ぐ桂米朝一門による落語と錦影絵の上演会。
●期間:2021年2月23日(火・祝)
●場所:島根県民会館
●詳細:
錦影絵と落語会